「
第3回子どもたちの童話創作ワークショップ&
宮西達也さん講演会」開催報告


梅雨が明け、夏本番が到来する7月の下旬に開催される「童話創作ワークショップ」。今年も市内各地から48人の子どもたちが集まってくれました。この創作ワークショップは、学校で教わる機会の少ない「物語の創作」を実際に体験し、講師や参加者との交流から、創作の楽しさや素晴らしさを感じてもらおうと、3年前に始まりました。


子どもたちは、夏休みの貴重な時間を5日間も割いて、遠いところから電車やバスを乗り継いで通ってくれました。暑い中、かなりエネルギーの要ることですが、さすがに強い意欲を持った子どもたちばかりです。途中の台風をものともせず、ほとんど欠席者を出すことなく終えることができました。
生まれて初めてお話を創った子は、出来上がった短い絵本を持ち帰り、家族に見せてあげたと自慢してくれました。普段から作品を書いている子は、その中でもとっておきの、一番自信のある作品を持ってきて、みんなが言ってくれる感想にドキドキしていました。自分の作品を発表する時は、みんな緊張していたけれど、発表が終わったときは、なんともいえないスッキリとした表情をしていました。この体験を忘れずに、創作を続けてほしいと思います。


今年の特別講師は、絵本作家の宮西達也さんでした。一人一冊ずつ作った手作り絵本は、先生の演出でこの上ない記念品となりました。本当にいつもでも家の本棚に飾られることでしょう。また、読み聞かせを交えた午後の講演会は、小さい子どもから大人まで全員が楽しめるものでした。家庭では4人の子どものお父さんである宮西先生、講演会の最後には会場のお父さん達を前に引っ張り出して大笑いの一幕も。宮西先生は本当に家庭を大事にする人で、前日の夜に先生と食事をご一緒した時、私が家族と過ごす時間を自分(宮西先生)が奪ってしまったと、気をもんでおられたほどです。そういう先生の気持ちがみなさんに伝わった講演会だったと思います。
先生には、長い講演会の旅でお疲れだったと思いますが、思い出に残る時間を作っていただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。